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【ユーザーレビュー】降旗様

セットコレクション系の、ロマンが随所に詰め込まれたゲーム

4人でのチーム戦と2人、3人の個人戦ではプレイ感が違うので4人戦のレビューをします。
先攻プレイヤーを決め、1個か2個駒をボードの体内に配置しゲームスタート。
引きが非常に重要で、最初から重めの駒が来ると大変嬉しい。

蛇と斬の厄介さ。味方に来ると頼もしいことこの上ない。
蛇は相手の駒を取るのもそうだが、自分の体内の駒を手に移して積or発もできる。
いらない駒を基本的には場に捨てられないルールの中で、やむを得ず積まざるを得なかった駒を斬で削るのもあり。
協力線では陣はあまり使わなかったが、うまく使える人が相手だとなかなか厄介。
轟は手元に置いて雷の発動により追加点が魅力だが、相手にバレるリスクがあるので注意。たくさん来たら特殊役を狙うのがいい。
霧の便利さは筆舌に尽くしがたい。1-5の術の効果を使えるため、ここぞという時に役立つ。もちろん6の駒として積むのもあり、特殊役の無限輪廻狙いもロマン。
瞬は自分の体内と捨て駒or他プレイヤーの体内とを入れ替える。すぐに使いたい場合は自分の手から交換する必要があるので注意。6段目の積を行うときに大いに役立つ。
浄は後半戦に役立つ駒。中盤以降に引いた、重くて詰めない駒を一掃できる。
滅は相手も縛るが自分の行動も制限されることに注意。自分の塔が不穏の塔、もしくは1段しかない場合にあえて滅の効果を使うのもあり。

2人ペアで戦う中で攻撃+妨害役と点数役に分かれるが、自分がどちらになるかは相手との相談でよく決めましょう。
敵の斬防止に、早めに蛇で仲間の雷を引き寄せ、手の内にある轟とともに雷轟開放が決まると快感の一言。術がうまく決まったとき、特殊役を目指すその過程、味方の塔が6段に達した際の駒の公開。ドキドキの詰まった良作です。

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